4月のブログは「早く!を言わない子育て」
子育てをしていると、ついつい言ってしまいませんか?
「早く!」って。
こんな場面です。
- 朝の起きるとき
- 着替えをしているとき
- 手を洗っているとき
- ご飯を食べているとき
- 靴を履いているとき
- お買い物の行き帰りで立ち止まる
- そろそろ寝かせたい時間なとき
「早く!」を言わない変わりにする3つの事
先回りして何でもやらない
待つことと、子どもに任せる事です。
子どもが何かをしようとしている時は親がやってあげた方が早いですが
手を貸したり、先回りしてフォローしないようにします。
自己肯定感を持たせる
日本の子どもたちは、欧米諸国やアジアの隣国と比べて自尊感情が低いと言われています。
小さいころから
- 早くしなさい
- 遅いわね
- どうしてできないの
などと言われ続けてきたせいかもしれません。
この言葉を
- OOしてくれると嬉しいな
- OOするともっと楽しくなるよ
と、言いかえてみましょう。
言い方を変えて、子どもに変化が出てきたら
- よくできたね
- さすがはお母さんの子どもだね
といった評価する言葉に変換してみましょう
得意なことを伸ばす
子供が興味を持ったことは、子どもが納得するまでやらせてみるのも手です。
子どもは
- 競争したがる
- マネしたがる
- 挑戦したがる
- 認めてもらいたがる
といった特徴があります。
これらを利用すると良いです。
今月のオマケ
日本人は世界の人口の2%です。その2%の人間が世界の30%の薬を使っています。
5月のブログは「子どもの能力を伸ばす聞く姿勢の作り方」
子育てをしていると、ついついありませんか?
子どもが何か話している時に
- 子どもの話を先回りしてしまう
- 子どもの話を頭から否定してしまう
- 子どもの話を纏めてしまう
- 子どもの話を聞き流す
- 子どもの話を聞かずにイライラをぶつけてしまう
- いつも先回りして話してくれるから、考える力が無くなってしまう
- 否定されたくないから、話してくれなくなる
- いつも話を纏めてもらってるから、考える力が無くなってしまう
- 話しても聞いてくれないから、話すことを辞めてしまう
- 発言すると怒られると勘違いして、話すことを諦めてしまう
10年後に、こんな子どもの反応が待っている事が多いです。
■聞く姿勢は三段階に分けてみて■
1段階目
未就学児に多いですが、空想と現実がごっちゃになった話をする場面が多いです。
3~4歳に限らず、就職前。などでも同じように対応できます。
大人が聞くとデタラメに聞こえる話の内容でも否定せずに聞いてみましょう。
これで、想像力の向上や人生を楽しむ能力が更に向上していきます。
2段階目
小学校に入ってすぐくらいです。
6~7歳に限らず、就職前。などにも同じように対応できます。
脳はまだまだ未熟ですが、集団生活の中でルールを学んだり使える言葉が増えていきます。
しかしながら、口は一人前でも話の内容に整合性が無かったり、
「出来る」と言っているのに失敗ばかり。こんな事が多い時期です。
そんな時は、否定や先回りをせずに話を受け入れるように聞いてみましょう。
「キモイ」「死ね」や、親をバカにするような事を言ってきたら話は別です。
毅然とした態度で対応してください。
3段階目
小学校高学年くらいでしょうか。
10歳前後に限らず、社会人5~6年次でも同じように対応できます。
大人とほぼ同じ脳の使い方になり、自立し始める時期なので子ども扱いされることに反発を覚え
大人の矛盾や失言にも敏感に反応します。
この時期は対等な人間として扱い、自立の手助けをしていきます。
子どものパーソナルスペースに踏み込まないようにしながら、親には隠し事が出来ないことを遠回しに伝えましょう。
■子どもの思考力を養う親の質問力です■
子どもの考える力を養うには、子どもの好きな事にあなたも関心を持ちましょう。
それをお題に質問すれば、子どもの考える力が養われていきます。
このとき「OOしてはダメ!」や「私の子供の頃はこうだった!」などの固定概念は一旦どこかに置いておきましょう。
子どもに質問するときは、この3つのポイントを意識してみてください。
- 答えを用意しない
- 答えを否定しない
- 答えを具体的にする質問をする
これで、子どもの考える力がさらに養われます。
試してみてくださいね。
今月のオマケ
間違った子育のしつけ。(非常に興味深い動画です)
6月のブログは「子どもの性格は遺伝ではなく親が作る??」
子どもの性格は親の遺伝なのか?
親の背中を子供がよ~く見ているので、親の口癖を真似るところから子どもの性格が形成されていきます。
こういった口癖の有るパパさんママさん。
言葉の選び方を組み立て直してみませんか?
2段階に分けて考えていきましょう。
こんな口癖ありませんか?
- 早く!急ぎなさい!
- 大丈夫?OOした?
- △△しなさい!
- もう知らない!
- あなたはダメなんだから
- いつもOOなんだから
- OOしないと△△するわよ!
よくある口癖、どんな問題があるんでしょう?
親の言葉は子どもにとって、とても影響力が大きいです。
親の言葉が子どもにとって、一種の暗示のようなものになります。
その自己暗示から親の口癖を子供が受け継ぎ、口癖が心の癖になります。
心の癖が性格として表面化していきます。
口癖→心の癖→性格と形成された頃に、子どもの自己評価も出来上がります。
先ほど7個の口癖が出てきましたが、一番避けたいのは「他人と比べるような言葉」です。
7月のブログは「子どもの考える力を養う接し方」
子どもの考える力を養う接し方です。
子どもは、いつか親の元から離れていきます。
うまく1人で生きていけるよう、考える力を養えると安心ですね。
魚を与えるのではなく、魚の取り方を教えます。
3段階に分けて考えていきましょう。
まず最初に
3~7歳くらいでしょうか。
右脳の後ろの方を活性化していきます。
脳の後ろの方では、情報を集めて理解するような働きをしている場所です。
どのように育てていくかですが、たくさん身体を動かし言葉以外の情報をたくさん取り入れましょう。
言葉以外の情報とは、五感です。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚 ですね。
これくらいの年齢のうちは、文字の情報はほどほどにして与えすぎない方が良いと言われています。
あまり文字の情報を与えすぎると、右脳が十分に成長できない恐れがあります。
この右脳は自分以外の事を理解する場所なので十分に発達させたいです。
次は左脳を育てていきましょう
左脳の後ろの方。言葉の情報を処理する場所です。
この左脳の後ろの方が上手く使えるようになってくると、今まで受け取った情報を言葉で表せられるようになります。
この「左脳の後ろ」のあたりを育てる栄養が言葉の情報です。
栄養ってなに?
そんなに特別な事をしなくても大丈夫です。
雲が灰色だと雨が降る。や、赤い夕焼けの雲。
など、見た情報を言葉にして話しかければ十分です。
これで、「後ろの右脳」で五感の情報を理解して「後ろの左脳」で言葉の情報を理解する役割分担が出来てきました。
次に、前の脳で「考える」ことが出来るようになります。
まとめると
右脳・・・自分以外を理解する脳
左脳・・・自分を理解する脳
前の脳・・・考える脳
最初は目に見えるような変化を感じられませんが、後ろの脳はシッカリと成長しています。
右脳と左脳を繋げる前の脳
右脳は体感。左脳は言葉や文章。
こんな例えをしてきました。
右脳と左脳の情報を組み合わせる前の脳を鍛えていく方法です。
ここは、本人の口癖が重要です。
何事にも「次はこれをしよう」・「次はこれをやろう」と言えるようになると
脳はもっと活発に働くようになります。
ここで、よくある脳の成長を邪魔する恐れのある口癖です。
- もうちょっと頑張ってね
- 私(うちの子)はOOだから
- でも、、、
この辺りの、よくある口癖が無くなってくると脳の成長は更に加速します。
8月のブログは|伝え方ひとつで「相手に話を聞いてもらう」
子どもにより「話を聞いてもらう」話し方です。
何度も同じ注意をしているのに聞いてもらえない。
必要なことだから繰り返し言っているけど聞いてくれない。
どうして言うことを聞いてくれないんでしょうか?
段階に応じた言い方がありますが、それに合っていないのかもしれません。
どのように伝えたら心に響くのか。
このような内容です。
まず最初に
3歳くらいの子に対する考え方です。
同じ注意をしても、いたずらを繰り返す。
なぜ言うことを聞かないのでしょうか?
かんたんです。こどもだからです。
こどもの心には、このおもちゃで遊ぶ!!あの公園に行く!!
といった具合に、自動車で言うアクセルしかありません。
ブレーキはついていますが、ブレーキの存在に気づいていません。
これくらいの時期には、あまりルールを作り過ぎないのも考え方の1つです。
言わなくても出来る子になるための3段階
その前に、子どもの自信を傷つけてしまうNG行為とされていることを3つ。
過去をむし返す
過去の事です。子どもはもう忘れています。言われた子どもの中には悲しい気持ちしか残らないようです。
周りと比べる
こどもは周辺の人と自分を比べながら「自分がどういう人か」という自己概念を自分で育てていきます。
未来をなげく
「これじゃあロクな大人にならない」などと言いたくなるのをグッとこらえて「今の」「目の前の」行為だけに目を向けましょう。
1段階目
「ダメ」な理由を共感しながら、根気よく何度も説明する。
2段階目
「なぜダメ」なのか考えさせながら、親の考えも伝えていく。
3段階目
親のしてほしい事を一方的に伝えるのではなく、「お母さんは子どもの頃、こんな失敗をして恥ずかしかった」など、話してあげると子どもは話に共感し親の話を聞くようになります。
糖質制限せずに痩せるには?
いつも子育ての内容ばかりなので、たまにはダイエットの話にしましょう。
今はやりの糖質制限ダイエット。
間違った糖質制限ダイエットを続けると、、、
糖質制限
→
栄養不足
→
身体の筋肉が無くなる(注.1)
→
体重落ちる
→
体重が減ったので食事を元に戻す
→
太る
→
また糖質制限
→
(注.1)で、筋肉が減っているので痩せにくい
こんな循環を繰り返すパターンが多いです。
こんな繰り返しにならないように
食事の方法を変える事から始めませんか?
簡単に5つの改善から始めましょう。
1.ごはんとおかずは6:4
炭水化物をしっかり摂取して、脂質の摂取を減らします。
2.そしゃくを増やす
よく噛んで食べることで、唾液の分泌が増えて胃腸の働きもより活発になります。
3.身体の代謝を上げる
おかずにビタミン・ミネラルを増やしていくと、代謝が上がり痩せやすくなります。
4.食べたら出す
食物繊維の摂取を増やして、腸内環境を整え便通を良くしましょう。
5.作り置きの食材を用意しておく
時間が無いときはお弁当などに頼りがちですが、余分なカロリーを摂取しないためにも作り置き食材を。
5つの食事ルールです。続けられそうですか?
短期間の運動より、細く長く継続した心がけの方が痩せます。
9月のブログは「我慢する力の育て方」
子どもにより「我慢する力」です。
我慢させるのではなく、自分で決めてやるようになってくれたらいいですね。
まず最初に
こんな時は、我慢するのが難しいかな?
ポイント3つです。
生理的な理由
眠い・お腹がすいた・トイレに行きたい・体調不良。などのときは我慢がしにくくなります。
孤独感や人間関係
人間関係が上手くいっていない。周りに友人が一人もいない。などの時は我慢が出来ない傾向にあります。
発達年齢によるもの
自分自身をつくっていく時期は精神が不安定になりがち。その時期は我慢がきかなくなります。