3月のブログは
子どもを幸せにする言葉遣いです。
今すぐどうこうというわけではなく、5年後10年後に大きな差が出てきます。
子育てだけではなく、部下の教育にも一定の効果が期待できます。
どのような声かけが良いのか?
ポジティブな言葉がけが効果的です。
何がポジティブで、何がネガティブか?
簡易資料がありますので、お声かけください。差し上げます。
声かけと同じくらい大切なのは
家庭の環境も大切です。
ポジティブな言葉を出したくても、家庭の中がギスギスしていてはポジティブな言葉は出てきません。
ポジティブな言葉がたくさん生まれてくる家庭は、まず夫婦仲が良いことが必須です。
子どもから見た仲の良い夫婦の第一歩として、夫婦間の挨拶から始めてみると良いです。
「おはよう」「おかえり」「おやすみ」夫婦間。親子間であいさつの言葉がたくさん飛び交ってくると
自然とポジティブな言葉が増えてきます。
小さい子への声かけ
個人差は大きくありますが、声かけの目安です。
3歳
日常会話は理解できるようになってきました。ですが、まだ長い言葉は理解できないので短い言葉が良いです。
4歳
自分の思い通りにいかない事が増えてきます。
自己肯定感を高く持つか、低く持つかの分かれ道です。
「どうせ・・・」みたいな言葉が出てきたら要注意です。
5歳
自分なりに考えて、少し先のことまで考えて動けるようになります。
褒める機会を増やしてあげてください。
「あとでね」は、返ってくる??
忙しい時間に子どもが話しかけてきたら、ついつい言ってしまいませんか?
「あとでね」って。
これ、ちょっと危ないです。
こう言われた子どもは、お母さんに拒否されたと思ってしまいます。
「あとでね」から「お皿を洗い終わるまで、待ってね」と言いかえて伝えましょう。
受け入れてもらえた安心感から、“待てる子ども”へ育っていきます。
子どもが待ってくれたら「待ってくれてありがとう」と伝えましょう。
そうすれば、
親:宿題やったの? 子:あとでね
なんて、何年後かに「あとでね」が返ってきません。
子どもに話を聞いてほしいときは?
注意しないといけなかったり、約束事などの真剣な場面では、普段より声のトーンを落としてください。
そうすると子どもも「いつもと違う」と感じ、素直に聞いてくれます。
こんな言い方はNGです。
- 早口で言う
- 甲高い声、大きい声で言う
- 何かしながら、ついでに言う
子どものやる気をなくすNG行動5個
ママ・パパがしてあげる
なんでも先回りしてやってあげると「自分でやる」という意欲が削がれてしまいます。
「出来ないことがあったら教えてね」と言い換え見守りましょう。
「こわくない?」「大丈夫?」
大人は経験から怖い高さや、怖い遊具の使い方を知っています。
子どもがチャレンジする前から、そう言ってしまうと、行動する前から不安になってしまいます。
「大丈夫?」と言いたいときは「大丈夫だよ」と言い換えてください。
大人でも、健康な時に「顔色悪いけど大丈夫?」なんて言われたら心配になってしまうのと同じです。
すごいね
ほめ言葉としては定番ですが、連発するのは考え物です。
何処がすごいのか具体的に褒めると、気持ちが伝わります。
OOより、できたね
OOには兄弟や友人が入ります。これを言われ続けていると、「周りの人より、できないといけないのかな?」
と、人目を気にするようになってしまいます。
「OOちゃん、よくできたね」と、本人の行動のみを褒めてください。
もっと頑張れるよ
励ましの言葉の代表ですが、逆効果になる場合もあります。
子ども自身も十分に頑張っているところに、追い打ちをかけるように言われると
「もっと頑張らないといけないのかな?」とストレスを感じます。
何かに尻込みしている場合は「一緒にやってみよう」と声掛けしてみましょう。
今月のオマケ
花粉症にはワセリンがきく人もいるみたいです。→詳しく見る
子どものADHDを疑う前に→詳しく見る
では逆に、娘を不幸にする親の愚痴とは?
「娘を不幸にする親の愚痴」です。
自分を抑えて生きる事しか知らず自分を出せなくなる大人になってしまう。
その原因についてです。
今回はいつもと表現方法が違います。
読んでいて気分が悪くなる方もいるかもしれません。
なぜかというと、
※今回は子供の人格形成に特に重要とされている事柄なので濁したような表現はありません。
※ハッキリと書いてありますので、直球の表現が苦手な方はそっとページを閉じてください。
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大丈夫な方だけ読み進めてください。
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では、どうぞ。
なぜ愚痴が危険なのか?
ママさんの方が娘さんと一緒にいる時間が長い事が多いので、今回は娘と母です。
夫婦間の愚痴をお子さんに言ってしまったことはありませんか?
その結果、娘さんがママさんの愚痴に影響されて
- お父さんの事は好きじゃない
- お父さんなんて嫌い
なんて言い始めたら危険信号です。
「母・娘」の愚痴による一体感は危険です。
幼少期からお母さんに愚痴をこぼされ続けて育ってきた女の子は「自分」を持つことのできない人間になってしまいます。
母親は「女同士なんだからわかるでしょ」と娘に言い続けます。
娘は自分と同一化してくれるお母さんとの「一体化した共生関係」に取り込まれてしまいます。
父親を「共通の敵」とすることで、母と娘は一体感を強めていきます。
結果、
子供のころから、常に自分を抑えて母親のサポートに徹してきたので、自分を抑えて生きる事しか知らず、自分らしく生きることが出来なくなってしまいます。
詳しく知りたい方は
「母が重くてたまらない-墓守娘の嘆き」という書籍を読んでみると参考になります。
—当院受付にも置いてあります。
—アソシエイトリンクです。
まとめ
夫への不満は娘を巻き込まず、夫へ直接言いましょう。