子どもの「甘える」に答えると“いい性格”に育ちます
「甘え」というと、どうしてもネガティブなイメージが先行します。
甘えさせるとワガママになるのではないか。甘えさせると自立できなくなるのではないか。
こんなネガティブイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
大丈夫です。
甘えは、何か新しいことに挑戦する。一歩前に踏み出す。こんな時に出る物です。
大人になっても、仕事や家事をこなした後に「自分へのご褒美」といって好きな物を食べたり、欲しかったものを買ったり。これが甘えです。
この甘えの結果、どうでしょう。次の行動の活力になりませんか?
甘えは、次の行動への燃料になる部分もあると思ってポジティブに受け取ってください。
子どもが甘えてくるのはどんな時?
幼稚園(公園)でお友達の輪に入りたいけど、仲良くしてもらえるかな?という時に急にパパさん・ママさんと手を繋ぎたがります。
一歩前に踏み出したいけど、不安だから甘えることで次への行動の燃料をチャージしようとしています。
ですから、子どもが甘えてこようとしたら十分スキンシップをとってください。
7~8秒。ぎゅーっと抱きしめるだけで十分です。
この短時間で、子どもはオキシトシンという愛情ホルモンとも呼ばれるホルモンが出ると言われています。
甘えさせることで育つ力
甘えというと、兄弟が生まれたら起きる「赤ちゃん返り」なんかも甘えです。これは兄(姉)として行動するための準備なので前向きに受け止めてあげてください。
1.好奇心・挑戦力
はじめて見る公園の遊具。面白そうだけど、一人では不安だ。
こんな初めての場でも、子どもが手を繋ぎたがったら(お母さんの後ろに隠れたら)シッカリ手を繋いであげてください。
初めての場所の不安が、楽しみたい好奇心に変わります。
2.行動力
新しい事に挑戦したいときも、いざとなると、なかなか一歩を踏み出せません。
子どもからしたら、人生初のチャレンジかもしれないので当然ですね。
こんな場合も、手を繋ぎたがるか、駄々をこねるか。
人によって様々な甘えのサインがありますが、注意深く子供を見てください。
3.集中力
公園で大人しく遊んでると思ったら、お母さんの元へ来て、少しすると遊びに戻っていく。
部屋で遊んでると思ったら、お母さんの元へ来て、少しすると遊びに戻っていく。
こんな時は、集中力が伸びています。
目の前の事に集中していましたが、集中し過ぎて燃料切れになるとお母さんの元へ戻ってきます。
この繰り返しで集中力・探求心が養われていきます。
4.自立力
幼稚園や保育園に通うようになると、大好きなお母さんと離れ、一人でやらなければいけないことが増えます。子供なりに必死に我慢し一人で行動しています。なので、家に帰ると、お母さんにまとわりついたり、日中の出来事を話してきたりします。
甘えることで、明日も一人で大丈夫。と、自立心が伸びていきます。
5.忍耐力
大人でもそうですが、新しいことに挑戦しようとすると壁に当たります。なんとかしてこの壁を乗り越えたいと思った時に「甘え」が出ます。
とくに幼少期には友人関係でのトラブルが起きたときに甘えてくる事が多くあり、スキンシップを求めてきます。
友達と仲良くする、困難に耐える力が育つチャンスです。しっかり抱きしめてあげましょう。
6.共感力
さきほどの忍耐力の続きですが、自力で壁を乗り越えられると、他人に対して優しくしようという考えが芽生えます。
4歳を過ぎたころから、壁に当たっている人を見て応援できるようになります。
人を応援できるのは、人の気持ちを理解し共感力が育っている証拠です。
こうした共感力は、自分が壁にぶつかって困っていた時に助けてもらった経験があるから育ちます。優しくされた子は優しく出来ます。
7.自己肯定力
このブログでも何度も出てきています。「自己肯定力」
「自分は自分らしくていいんだ」という考えがあると、自分に自信をもって人生を進んでいけます。失敗を恐れずにどんどん進んでいきます。また、失敗してもへこたれずに次の挑戦へ進みます。
この自己肯定感は「未熟な自分」を認め、受け入れて産まれるものです。それには、出来る出来ないに関係なく無条件に甘えさせてくれるお母さんの存在が必要です。
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