「子どもを怒らなくて済むように」です。
怒っている人って、後ろ姿を見ても背中から“怒りの感情”を感じますよね。
なんで見ただけで相手の感情が読み取れるのでしょう?
怒りの空気を見て感じる事ができると仮定すると、
怒りは空気で伝染するのかもしれません。
- お母さんに怒りのスイッチが入る
- 子どもに怒る
- 子どもにお母さんの怒りの感情が伝染する
- 怒りの感情が戻ってくる
- そこで、お母さん更に腹が立つ
- 1に戻る
こんな悪循環に思い当たるところはありませんか?
まず最初に
子どもに怒りをぶつけても、何も理解できない。
家事に追われ、子育てに追われ、仕事をしていれば仕事に追われお迎えの時間を気にして、、、
とっても忙しいお母さん。
そこに子どもが言うことを聞いてくれなかったり、
ワガママを言ったり、時間が無いのに散らかしたり
こんな事の積み重ねで“ムッ”としてしまいがち。
でも、
怒りの感情を子どもにぶつけてしまうと、子どもはフリーズしてしまう恐れがあります。
恐怖から全ての情報をシャットアウトして、
お母さんが何に怒って、自分にどうしてほしいのか。
何も伝わりません。
結果、子どもは同じようなことを何度も繰り返します。
では、そうしたら良いのか?
お母さんの
怒りの理由・特徴・そのスッキリさせ方。
この辺りを掘り下げて考えてみると良いです。
相手(子ども)をどれだけ理解できるかは、自分をどれだけ理解しているかです。
子どもの上手な怒り方
こどもに怒ってしまうのは、期待している分、しかたのないこと。
どうしたら上手に伝えられるか、4パターンに分けてみます。
1.感情的に怒らない
感情的に怒られると、何について怒られていたのか忘れてしまい怒られて嫌だった記憶しか残りません。
2.子どもを否定したり、誰かと比べたりしない
子どもの自尊心が傷付けられてしまいます
3.長々言わない
子どもは言われた言葉を多くは覚えられません。目の前の事を短い言葉で怒りましょう。
4.期待通りの反応でなくても気にしない
子どもから期待した言葉が返ってこなくても子どもは叱られた内容を理解しています。
パターン別、ついつ怒ってしまう6場面
1.時間が迫っている時に限ってグズグズ
小さい子は、まだまだ時間が読めません。
時計の長い針があのシールのところにいくまでに着替えようか?
時計の長い針があのシールのところにいくまでに歯磨き始めようか?
など、時計にシールを貼ってみると時間が見えるようになって
少しスムーズに段取りが出来るようになるようです。
これが出来るようになって来たら、
次は時間を守ることの大切さを繰り返し確認すると良いようです。
2.物を散らかす・出しっぱなし
まずは、一緒に片づけを始めてみませんか?
散らかったオモチャを半分に分けて
ゲーム感覚で、どちらが先にかたずけを終了できるか競争するのも一つに手です。
これが出来るようになって来たら、
次はなぜ片づいている方がいいのか。片づける理由を話してみると良いです。
3.電車やお店の中で騒ぐ
走り回る対処ですが、ぶつかった人が怪我をしたらかわいそうだよね?
など感情を混ぜた言葉にしてみるとよいです。
次に騒ぐ対処は、前もって「お店(電車)では静かにしようね」
と約束してみましょう。
騒いでしまった場合は「さっき約束したよね?」
と確認してみると約束を覚えているものです。
これが出来るようになって来たら、
約束を守れるよね。静かにしてくれてカッコいい(カワイイ)
など、自尊心をくすぐるような言い方が効果的です。
4.物にあたる
物を投げたりした場合は、どんな事が原因でしょうか?
自分の気持ちをうまく伝えられない、もどかしさから。
思うようにかまって貰えないから。
家の外で嫌な事があったか。
この辺りを思い返してみると、意外と原因があったりします。
物に当たっている場合は、
まず不満があるか聞いてみて、物を擬人化して対処してみましょう。
「どうしたかったの?」
と、理由を聞き
「OOが嫌だったんだね」
と、気持ちを聞き出して
「でも投げるとOO(投げたもの)が泣いちゃうよ」
と、物を擬人化して諭してみましょう。
理由を話さない場合でも、
「何かあったら、いつでも聞くからね」
と、声かけしておくと良いです。
5.兄弟喧嘩が一日中続いている
多少の喧嘩は必要。
くらいに考えていると、とても気が楽になります。
更に、やってはいけないラインを決めておくと安心かもしれません。
殴る蹴るはダメ・バカなどの暴言はダメ。
これを3回破ったら、喧嘩両成敗で皆おやつ無し。
このように決めて、ルールが日によって変わらないようにして下さい。
もっとイライラせずにいられるのは、喧嘩している場で注意だけして
その場から離れてしまうのも手です。
6.やっぱりご飯食べない
OOが食べたい。と言われて作ったけど
作ってみたら、やっぱり食べない。と言い出す。
なんて1日1回はありそうです。
そんな時は、2択にしてみてください。
1.オニギリに自分で海苔を巻いて食べる?先に海苔を巻いちゃう?
2.ハンバーグにチーズ乗せる?乗せない?
こんな具合に選択肢を出してみましょう。
「さっき食べないって言ったでしょ」
は、何も解決しない言葉なので封印しましょう。
言葉が上手く通じるようになって来たら、
「ご飯のリクエストは、分かりやすく言ってくれるといいな」
と、どのように伝えたら上手く伝わるのか一緒に話してみましょう。
10月のブログは・性格のいい人の育て方
性格のいい人/頭のいい人 の育て方です。
まず最初に
こんなサイクルを作るところからはじめましょう。
- 子どもの話に耳を傾け、返答するなど愛情ある関わり
- 愛情の絆の形成
- 子どもに自信がつく
- 人を信頼し、優しい気持ちが持てる
- 周りから愛される子になり、積極的に物事に取り組める
- 1に戻る
幼い子供にとって一番重要なことは、親との間に愛着の絆を形成することです。
9月のブログは・我慢する力の育て方
子どもにより「我慢する力」です。
我慢させるのではなく、自分で決めてやるようになってくれたらいいですね。
まず最初に
こんな時は、我慢するのが難しいかな?
ポイント3つです。
生理的な理由
眠い・お腹がすいた・トイレに行きたい・体調不良。などのときは我慢がしにくくなります。
孤独感や人間関係
人間関係が上手くいっていない。周りに友人が一人もいない。などの時は我慢が出来ない傾向にあります。
発達年齢によるもの
自分自身をつくっていく時期は精神が不安定になりがち。その時期は我慢がきかなくなります。
今月のオマケ
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今月のお休みなど