- 2018年12月
- うちの息子、何度言っても変わらない。なぜ?
- まずは、男女の差。
- 次は年齢差です。
- なぜ投げる?叩く?
- 投げたり叩いたりを辞めてもらいたい。
- 叱る目的は?
- 叱る以外にも方法はあるだろうけど、、、
- それでも辛いときは
- 叱るタイミングは?
- どう言ったらいいの?
- 叱るには雰囲気も大切です
- 少し話がそれますが
- 男の子にはプライドが
- 今知っても、、、子育てしているときに知りたかった、、、
- まとめ
- どうやって褒める?
- なぜ褒める?
- 褒めるときに大切な3つの事
- 褒めることのメリット
- まとめ
- 男の子はママに何を望んでいるの?
- 甘えてくるのは嬉しいけど
- 男らしさより大切な事?
- 男の子をもっと理解するには?
- 食い違いが有ったらどうするの?
- まとめ
- 編集後記
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2018年12月
男の子をどう叱って良いかお困りのママさんへ。
1~6ページに分割していたページを1つのページに纏めました。
うちの息子、何度言っても変わらない。なぜ?
このようなお悩みはありませんか?
何度注意しても
- 虫を持って帰ってくる。
- 家の中でポケットから砂を出す
- 晴れた日に水たまりで遊んで、びしょ濡れになって帰ってくる。
- 走り回る。転ぶ。泣く。
- オモチャを買って買って買って~~~
同じ注意を何度したか。。
でも、息子の行動は変わらない。
このような悩みの有る方は読み進めてみてください。
まずは、男女の差。
ママさんから見たお子さんは「男の子」です。
わざわざ言われなくても わかっていると言われそうですが。
身近にいる男性をよく観察してみてください。
ご主人かお父さんです。
「なんでこんな事をするの?」「こんなことも気付いてくれないの?」
と、不思議に思う事があるかもしれません。
これだけで、ママさん(女性)とお子さん(男性)には大きな違いがあります。
色々と分かってくれないのも、ある程度はしかたないと思うと、楽に子育てが出来るかもしれません。
次は年齢差です。
これも、言われなくても・・・
という内容ですが、
ママさんは「今までの同じような状況や経験」から今の状況に対する判断力があります。
お子さんは「今までの同じような状況や経験」は多く無いです。あっても忘れてしまっています。
ママさんの常識は、お子さんには通用しません。
これを、常に考えてお子さんと接すると楽になれそうです。
なぜ投げる?叩く?
当てはまるのは男の子だけではないかもしれませんが、、、
- 物を投げる
- お友達を叩く
- お友達に噛みつく
よく聞く話しですね。
簡単に考えられる原因です。
投げる・叩く・噛みつくなどの手段しか気持ちの表現方法が分からない。
今の気持ちを表現する適切な言葉がわからないと仮定して考えてみると、お子さんの気持ちを理解しやすそうですね?
投げたり叩いたりを辞めてもらいたい。
どうしたらよいでしょう?
お子さんが
今の気持ちをどう表現したら良いのか分からないから「投げる・叩く」をすると仮定して考えるなら
ママさんが
「嫌だったのね(まずはお子さんの気持ちを認める)。嫌だったら、叩かないで●●が嫌だって言ってくれたらママは嬉しいな。(やる・やらないの選択はお子さんに任せる)」
これを何度も何度も繰り返すと、そのうち理解してくれる傾向にあるようです。
理解してくれた頃には次の問題も出てきそうですが。
叱る目的は?
どうして叱るのでしょう?
叱る目的は、その行為を辞めてもらう為ですね?
その行為とは
- 虫を持って帰ってくる
- 家の中でポケットから砂を出して撒く
なんかが、よく聞く話です。
この中で、虫について考えてみると
(叱る)なんで虫なんか持って帰ってくるの??
と言いたくなるのをグッと堪えて、一呼吸おいて
(諭す)虫さんにもパパママが待ってるかもしれないよ?おうちに帰してあげようか?
なんて言ってみると、お子さんの行動が変化してくるかもしれません。
叱る以外にも方法はあるだろうけど、、、
- 褒める
- 宥める
- 諭す
叱る以外にも方法はたくさんありますが、ついつい叱ってしまう。
気付いたら叱ってますね?
ここで、これ以上の事をしたら叱るよ?
という基準を設けてみてはいかがでしょう?
勿論、30分前に約束をした事を破るのがチビッコです。
約束したことも忘れてしまうので、しかたありません。
なので、これ以上の事をしたら叱る基準は範囲を狭めて
- 他の人や自分の命や大きな怪我につながりそう。又は、したとき。
- 人の気持ちや尊厳を大きく傷つけそうなとき。又は、傷つけたとき。
- この2つを注意されるのが3回目のとき
叱るのは、これくらいにして普段は「無事に生きてればなんでもいい」
くらいの気持ちでいると楽に過ごせるかもしれません。
勿論、急に叱らなくなるのは無理ですから
週末だけ叱らない。など、少しずつ叱らない時間を増やしてみると良さそうです。
それでも辛いときは
おもいきって、お子さんと距離を開けましょう。
半日くらい。
どこか大型ショッピングモールでも行ってきたら良い気分転換になります。
叱るタイミングは?
何かをやってしまった今!すぐに叱るのが良いです。
現行犯の時だけが男の子の心に響くタイミングです。
- 昨日も言ったよね?
- 何度言ったらわかるの?
これは、言われたことを忘れているので小さい子に効果がありません。
- 今度やったら怒るよ?
- これができないと保育園で困るでしょ?
これもチビッコには通用しません。
チビッコの認識できる時間軸は「今」だけです。
どう言ったらいいの?
叱るには、どのような言葉を選んだらよいのでしょう?
一般的には
「何してるの?洋服で鼻水拭いたらだめでしょ?今から新しい洋服に着替えてたら保育園に遅刻しちゃうでしょ?」
一度に色々な事を含めて言ってしまいがちです。
しかしながら、情報量が多すぎてチビッコに認識できるのは「鼻水」くらいかもしれません。
その「鼻水」も聞きとれただけで、どうしていいか分かっていません。
シンプルに
「それをやめて、保育園行く準備するよ。」
だけの方が、チビッコの心に響きやすいです。
叱るには雰囲気も大切です
何かをしながら片手間に叱るのではなく、膝を突き合わせた状態で叱るのが効果的です。
その時はTVを消して、他の家族から隔離して、叱る顔を作ると
さらに効果的です。
叱っている最中にお子さんが笑い出す・ふざけ始める。
などはママさんの真剣に怒っていない状態を見抜かれています。
叱り顔は練習が必要な事が多いです。
少し話がそれますが
OOしたらOO買ってあげる。
などは危険です。
要求がどんどん大きくなっていきます。
お菓子→カードなどのオモチャ→ゲーム機
といった具合です。
ご褒美は、ママさんが褒めてあげれば十分です。
それ以上のご褒美はありません。
逆に
OOしたら、OOだからね。
なんていう罰による抑圧も効果はありません。
代表的なのは、いうこと聞かないなら置いてくよ?
です。
男の子にはプライドが
ちっちゃくても男の子。プライドがあります。
それを傷つけるような言い方は避けた方が良いです。
- 男の子のクセに泣いて
- 男の子なんだから出来るでしょ?
- お兄ちゃんなんだから
といった内容の発言には注意が必要です。
男の子のクセに。なんて繰り返し言っていたら、「男の子じゃなきゃ言われなくて済むんだ?」なんて考えるようになり、女の子のように振る舞うようになるかもしれません。
今知っても、、、子育てしているときに知りたかった、、、
うちは子育ては一段落していて、今から実践するにも息子は成人してるし、、、
お子さんが大人になっても方法はあります。
まとめ
叱る内容はシンプルに。
男の子の尊厳を傷つけない。
10回言ったら3回聞いてくれてるかも?
ぐらいの確立で接していきましょう。
どうやって褒める?
お子さんを褒められる事柄を紙に書いてみましょう。細かいことまで、全部です。
私が講座を開催する時によく使う思考の整理法ですが、10分で30個ほど出します。
慣れないうちは、1分で何個「褒められる事柄」を書けるか。
始めは意外と書けないものです。
どうして褒める事柄を書けないのか?これは長くなるので「お茶会」で話しますね。
なぜ褒める?
人は「認められたい」という欲求があります。
大人でもチビッコでも。
これを承認欲求なんて言いますが、これが良い状態であるとメリットがいっぱいです。
これも文章だと難しいので、直接話しますね。
何かのタイミングで聞いてください。
褒めるときに大切な3つの事
- 今その場で褒める
- シンプルに褒める
- 結果でなく過程を褒める
この3つが上手くいくと、褒めているということをお子さんに伝わりやすいです。
褒めることのメリット
お子さんの、やって「良い事・悪い事」の判断基準がシッカリついてきます。
褒める事柄を見つけるために、お子さんを今まで以上によく見るようにしてみて下さい。
まとめ
叱るより褒める方が難しい。
上手く褒める為には、お子さんを「よく見て・よく聞く」が必要です。
男の子はママに何を望んでいるの?
男の子はママさんが大好きです。
女の子もママさんを大好きですが、、、
何処へ行くにも付いてきませんか?
トイレの中や、キッチンとママさんの間にまで。
望んでいる事はシンプルです。
かまって欲しい。自分だけを見ていてほしい。
これだけです。
ずっとママさんの抱っこで充電してたら、ママさんの自分の事が何もできないですね?
大丈夫です。お子さんのママ充電を繰り返していくうちに充電効果の持続時間が増えていきます。
そのうち、興味の対象が家の外に向いていき充電頻度は低くなります。
甘えてくるのは嬉しいけど
- 男の子なんだから甘えてばかりではなく、シッカリして。
- 男の子なんだから強くあってほしい。
- 男の子なんだから、いつまでも泣かないの。
よく聞く言葉ですが、チビッコには厳しい言葉かもしれません。
ママさん(大人の女性)が定義している男性と比べたお子さん(男の子)の行動が
女々しく感じるから故の発言だと思いますが、お子さんの行動を見守ってみませんか?
チビッコのうちは男らしさより大切なことがあるかもしれません。
男らしさより大切な事?
男らしさを養う事も大切ですが、
- 今、普通と感じている生活が楽しいこと
- 人を信用すること。どこまで信用していいのか距離感
なんかも小さいうちから養えると良いですね。男らしさは後からついてきます。
男の子をもっと理解するには?
どうしたら男の子との生活を更に楽しめるでしょうか?
再度、お子さんをよく観察してみると答えが出てきます。
ママさんから見た、お子さんの好きな
オモチャ・食べ物・キャラクターなどを10個ずつくらい書き出してみてください。
パパさんに同じ書き出し作業をしてもらって、書いた内容が大きく違わないか。
お爺ちゃんお婆ちゃんに同じことを質問してみて、出てきた答えが大きく違わないか?
この作業で、ママさんと他の人の書き出した内容が大きく違っていると
毎日、お子さんと一緒にいることで灯台下暗しのような状態かもしれません。
お子さんをママさんの主観で見ている恐れがあるかもしれません。
食い違いが有ったらどうするの?
お子さんの世界観に合わせて一緒に遊んでみませんか?
お子さんの行為を認めて一緒に楽しむという事です。
そのなかには、同じことを何度も繰り返すOOごっこなどあるかもしれません。
これで、お子さんとの距離がグッと縮まります。
まとめ
お子さんの友達として、お子さんの世界観に合わせて遊んでみませんか?
編集後記
子育て本や心理学本によくある内容を纏めましたが、個人的には子どもが言う事を聞かない前に親が約束を守っていないことが多いんじゃないか?と思います。
例えば、
子ども: お腹すいた!肉まん買って!
親 : 静かにしなさい。帰ったらね。
実際に買ってあげましたか? → 買っていません
なんて、子どもを大人しくさせるために、よくある会話で親はすぐ忘れてしまいますが、子どもは覚えています。
こういった小さな守られなかった約束の繰り返しで子どもは親の言う事を聞かなくなってくるんじゃないかと。個人的には思います。